■南アジア編11:パキスタン・イスラム共和国(12カ国目)・ラホール
■機種:N172SP
■日時:2022.06.19
■概要:インディラ・ガンディー国際空港からパニーパット、カルナルを経てパキスタン・ラホールのアッラーマ・イクバール国際空港へ(約450km)
■ブリーフィング
パキスタンは、パンジャブ人、バシュトゥン人などからなる多民族国家。人口は2億人を超える。ウルドゥー語が国語、公用語が英語。パンジャブ地方を中心に小麦や綿花の栽培が盛んで、インダス川流域では米が栽培される。カシミール地方でインドとの領土問題を抱えている。
インダス文明の成立地でもある。同文明の代表的遺跡とされるモヘンジョ・ダーロはシンド平原北部に、ハラッパーはパンジャブ平原南部に位置する。
パンジャーブはペルシア語で「5つの川」を意味する。先史時代のインダス文明の都市遺跡ハラッパーがある。古代にはガンダーラ(紀元前6世紀 〜11世紀)が栄えた。
パキスタン・イスラム共和国という国家自体の歴史は新しく、その建国は国名のとおりイスラム教と分かちがたく結び付いている。
ラホールは、パキスタンではカラチに次ぐ人口規模を持つ第二の都市である。
■フライト・ログ
パーニーパットの街。1526年、バーブルがこの地でロディー朝を破りムガル帝国を建国した。
サトレジ川。インダス川の主要支流。 このあたりがパンジャーブ地方。
国境を越えたあたりで大きな街が見えてきた。おそらくラホール。いよいよパキスタン入り。
ラホール市街。ラホールは、かつてシク王国(1801年〜1849年)の首都であった。1929年にインド国民会議がここでブールナ=スワラージを決議した。
■フライト・データ
・国名:インド共和国
・出発空港:インディラ・ガンディー国際空港 VIDP
・滑走路:09
・標高:776ft
・出発時刻:10:21
・国名:パキスタン・イスラム共和国
・到着空港:アッラーマ・イクバール国際空港(ラホール) OPLA
・滑走路:18L
・標高:709ft
・到着時刻:12:26
・飛行時間:2時間5分(計45時間46分)