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■ヨーロッパ編09:スイス連邦ジュネーブ(31カ国目)

機種:N172SP
日時:2023.01.03
概要:イタリア共和国ヴェネツィアからスイス連邦ジュネーブへ(約480km)

ブリーフィング
まずはミラノに向かう。
ミラノは古代にはメディオラヌムと称され、紀元前600年のケルト人の町を元にしている。
前222年にローマが征服。4世紀、西ローマ帝国の首都であった。
中世を通じて大司教に統治されたが、都市の独立性をある程度保ちながら、やがて富裕な自治都市へと変化。神聖ローマ帝国からの独立を果たした。ロンバルディア同盟の中心地であった。
1395年、ヴィスコンティ家の統治のもとミラノ公国になった。1450年代にはスフォルツァ家が権力を握る。1535年にスフォルツァ家の血筋が途絶え、ミラノ公国は終焉。
イタリア戦争後はハプスブルク家に支配され、その後ナポレオンに征服される。

スイスの正式名称はスイス連邦。中央ヨーロッパに位置する連邦共和制国家。永世中立国であるが、欧州自由貿易連合に加盟しているほかバチカン市国の衛兵はスイス傭兵が務めている。
13世紀末にハプスブルク家の支配からの独立闘争を開。15世紀末に事実上の独立を果たし、ウェストファリア条約で国際的に承認される。ウィーン会議の結果、永世中立国。
ジュネーヴの歴史は古く、ローマ時代までさかのぼり、ユリウス・カエサルがこの地を占領し、ジュネーヴという名前を与えたという。16世紀、カルヴァンが招かれて宗教改革を進め神権政治を実施した。

フライト・ログ


15:45、ヴェネツィア・テッセラ空港を出発。


さらば、ヴェネツィア。


あのあたりはパドヴァという街。


アルプスに向かう。


ヴィアンツァの街。小さな湖がある。


いよいよアルプス山脈。ガルダ湖が見える。


ガルダ湖上空。


今度はイゼーオ湖。


ベルガモ市街と空港。


いよいよミラノ。ローマよりでかいな。


ミラノ・リナーテ空港。ここから転針して北西へ。


ふたたびアルプスを目指す。


ミラノ・マルペンサ空港。湖がいくつもある。いちばん大きいのがマッジョーレ湖。


ふたたびアルプス入り。


おお、アルプスっぽい。そろそろスイスとの国境を越えたか。


ちょっとヒマラヤを思い出すなあ。


寒そう。。。


14000ftまで上昇。なるほど、ここもセスナで来ちゃいけないとこ。


シオン空港が見える。遠くにレマン湖も。


いよいよレマン湖。


レマン湖。三日月型の湖。


レマン湖北岸のローザンヌ。


南岸にも街並み。アルプスも見えるな。


ジュネーブはレマン湖の西岸に位置する。


ジュネーブ上空。


18:34、ジュネーブ・コアントラン国際空港に到着。

フライト・データ
・国名:イタリア共和国(30カ国目)
・出発空港:ヴェネツィア・テッセラ空港 LIPZ
・滑走路:22L
・標高:5ft
・出発時刻:15:56

・国名:スイス連邦(31カ国目)
・到着空港:ジュネーヴ・コアントラン国際空港 LSGG
・滑走路:04
・標高:1410ft
・到着時刻:18:34

・飛行時間:2時間38分(計96時間18分)