■南アジア編01:インド共和国・インパール(8カ国目)
■機種:N172SP
■日時:2022.05.03
■概要:バガン ニャウンウー空港からカレーミョを経由し、インパール国際空港へ(約400km)
■ブリーフィング
いよいよ南アジア編、まずはインドへ。
インドの首都はニューデリー、最大の都市はムンバイ。人口は13億人を超え、世界第2位。多様な民族、言語、宗教によって構成されている。
エリアとしては、北インド、西インド、中央インド、東インド、北東インド、南インドに分けられる。今回向かうインパールは北東インドのマニプール州にある。
地形的には、アルプス=ヒマラヤ造山帯に属するヒマラヤ山脈を中心とした北部、インダス川やガンジス川によって形成された大平原からなる中部、デカン高原を中心とした安定陸塊の南部の3つに分けられる。
夏の南西モンスーンの影響を受けるインド半島西岸と北東部のヒンドスタン平原、ガンジスデルタ、アッサム丘陵には、降水量が多い温帯・熱帯気候が分布し稲作が中心。インド西部からパキスタンにかけては、乾燥気候が広がり小麦・綿花の生産が多い。
公用語はヒンディー語、準公用語として英語、その他22の憲法認定語がある。主な宗教はヒンドゥー教。
ヴァルナ(身分:バラモン・クシャトリア・ヴァイシャ・シュードラ)と3,000以上のジャーティ(職業ごとの社会集団)からなるカースト制がある。憲法でカーストによる差別は禁止しているが、カースト制そのものは禁じられていない。
インパールは、第二次世界大戦おいて大日本帝国にビルマを追い出された連合国の反攻拠点となった。1944年、これを攻略してイギリス領インド帝国への侵入を目指した日本軍のインパール作戦が実行されたが、兵站を無視した無謀な戦略により大量の死者を出し、大日本帝国のビルマ戦線は崩壊した。
到着したときは暗くて見えなかったが、バガンはイラワディ川沿いの街。
カレーミョを過ぎるとさらに険しい山岳地帯。高度を12,000ftまで上げる。
左手前方にロクタク湖、前方にインパールが見えてきた。もうすぐ国境を越える。
■フライト・データ
・国名:ミャンマー連邦共和国(7カ国目)
・出発空港:バガン ニャウンウー空港 VYBG
・滑走路:36
・標高:357ft
・出発時刻:12:53(21:59)
・国名:インド共和国(8カ国目)
・到着空港:インパール国際空港 VEIM
・滑走路:22
・標高:2540ft
・到着時刻:14:55(24:01)
・飛行時間:2時間2分(計32時間8分)