■南アジア編13:パキスタン・イスラム共和国(12カ国目)ペシャーワル
■機種:N172SP
■日時:2022.06.28
■概要:イスラマバード国際空港からペシャーワル国際空港へ(約140km)
■ブリーフィング
イスラマバードからペシャーワル国際空港を目指す。
ペシャワールは、かつてのプルシャプラ。1~3世紀、イラン系のクシャーナ族が大月氏の支配から自立して建国したクシャーナ朝の都であった。カニシカ王の時に最盛期となり、ヘレニズムの影響を受けたガンダーラ様式が発達。カニシカ王はマウリヤ朝と同様に仏典結集(第4回)を行なった。この頃はアショカ王時代とは異なり、大乗仏教。
クシャーナ朝は、当時のユーラシア大陸の西のローマ帝国と東の後漢帝国の中間に位置し、東西交渉の中継地とだったため、さかんに交易を行い、金貨を鋳造した。この金貨は、ローマからもたらされた金貨を鋳つぶして鋳造したものであった。
クシャーナ朝って古代インド文明とされているが、インド亜大陸からはずれてるし、イラン系だし、あまりインドっぽくない。いろんな文化が混ざり合ってて面白い。
■フライト・ログ
14:07、イスラマバード国際空港を出発。ほんと、空港しかない。
■フライト・データ
・国名:パキスタン・イスラム共和国
・出発空港:イスラマバード国際空港 OPIS
・滑走路:28L
・標高:1761ft
・出発時刻:14:07
・国名:パキスタン・イスラム共和国
・到着空港:ペシャーワル国際空港 OPPS
・滑走路:17
・標高:1158ft
・到着時刻:14:47
・飛行時間:40分(計47時間47分)