FSM

■中央アジア編02:ウズベキスタン共和国・フェルガナ(15カ国目)

機種:N172SP
日時:2022.07.11
概要:タジキスタン・ドゥシャンベ国際空港からキルギス・バトケンを通過後、ウズベキスタンに入りフェルガナ国際空港へ(約330km)

ブリーフィング
今回の目的地は、世界史でずっと気になっていたフェルガナ。
フェルガナは、紀元前よりイラン系住民による農耕文化が発達しブドウの名産地として知られる。
前2世紀、武帝に派遣された張騫によって汗血馬の産地として知られた。中国名は大宛。
7世紀以後トルコ系の遊牧民族が侵入し次第にイスラム化。モンゴル帝国、ティームール朝、ブハラ・ハン国の領地となった。
16世紀ウズベク人の定住によって,ほぼ現在の住民構成ができあがった。
18世紀初頭、コーカンド市を中心にコーカンド・ハン国が独立。ついでロシア、ソ連領となり、ソ連崩壊後はウズベキスタン共和国。

フライト・ログ

09:23、タジキスタン共和国ドゥシャンベ国際空港を出発。


ドゥシャンベはペルシア語に由来し、土曜日の「二日後」の意味である。月曜に市場が開かれた村から急成長したため。


ドゥシャンベを後にするとすぐパミール高原。パミールはタジク語で「世界の屋根」。その言葉、ヒマラヤでも聞いたな。


うん、パミール高原。


はい、パミール高原。


そうそう、パミール高原。ん?あんなところに町が……。


え〜と……。なかなか過酷そう。


まだまだパミール高原。


高度は16,000ft越え。


まだだ、まだ終わらんよ。


このあたりが国境のはず。タジキスタン共和国からキルギス共和国へ。


ここが、おそらくヴォルフ。キルギスの中にあるタジキスタンの飛び地。ややこしい。でも、ようやくパミール高原も終わり。


パミール高原を抜けるとバトケン(キルギス)。


フェルガナ盆地。盆地?盆地と言うには広過ぎなんじゃ。このあたり(キルギス)にはウズベキスタンの飛び地がある。ほんと、ややこしい。


フェルガナ市街が見えてきた。ここらでキルギスからウズベキスタン入りか。このあたり国境が三つ巴。


ついに来ました、大宛・フェルガナへ。


10:58、フェルガナ国際空港に到着。

フライト・データ
・国名:タジキスタン共和国
・出発空港:ドゥシャンベ国際空港 UTDD
・滑走路:09
・標高:2575ft
・出発時刻:09:23

・国名:ウズベキスタン共和国
・到着空港:フェルガナ国際空港 UTFF
・滑走路:18
・標高:1980ft
・到着時刻:10:58

・飛行時間:1時間35分(計52時間46分)