■西アジア編11:レバノン共和国ベイルート(26カ国目)
■機種:N172SP
■日時:2022.09.27
■概要:ダマスカス国際空港からレバノン共和国ベイルートのラフィク・ハリリ国際空港へ(約200km)
■ブリーフィング
レバノンはアラブ諸国の中で唯一、砂漠がない。
歴史的には、レバノンはフェニキア人にとって、ほぼ3,000年(紀元前3200年から539年)の間栄えた海洋文化の拠点だった。紀元前64年には、同地域はローマ帝国の支配下に入り、最終的にはキリスト教のその主要な中心地の一つとなった。
アラブ人のイスラム教徒がこの地域を征服、16世紀にはオスマン帝国に征服され400年間支配下に置かれたが、キリスト教徒は自分たちの宗教とアイデンティティを維持した。
1943年に独立したレバノンでは、主要な宗派に特定の政治的権限が割り当てられた独自の宗派主義的な政府形態が確立され、当初は政治的にも経済的にも安定していたが、様々な政治的・宗派的派閥によるレバノン内戦(1975年~1990年)が起きる。首都ベイルートは、長い間「中東のパリ」と称されてきたが、内戦により街並は壊滅した。
■フライト・ログ
空港の北西にあるダマスカス市街に向かう。左手奥にメッゼ空港が見える。
ふたたび地中海。もうひと山越えたらベイルート。ちらっと見えてるあれか。
■フライト・データ
・国名:シリア・アラブ共和国(25カ国目)
・出発空港:ダマスカス国際空港 OSDI
・滑走路:05L
・標高:2020ft
・出発時刻11:56
・国名:レバノン共和国(26カ国目)
・到着空港:ラフィク・ハリリ国際空港 OSDI
・滑走路:17
・標高:83ft
・到着時刻12:33
・飛行時間:37分(計75時間30分)